
リフォーム業歴12年のエイトです!
「土間コンクリートのDIYでよくある失敗事例を知りたい。」「DIYの手順や必要な道具を把握したい。」
コスト削減のために自分で土間コンクリートを施工したいけれど、失敗しないか不安に感じていませんか?
土間コンクリートのDIYは注意すべき点が多く、知らないまま施工して失敗する方が多くいます。
この記事では、土間コンクリートのDIYでよくある失敗事例と正しい手順、必要な道具について解説します。
作業を始める前に全体像を把握しておくことが、失敗を避けることにつながりますので、ぜひ最後までご覧ください。
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土間コンクリートのDIYでよくある失敗事例
土間コンクリートのDIYでよくある失敗事例は、以下の6つです。
水溜まりができる
1つ目の失敗事例は、コンクリートに水溜りができてしまうことです。
コンクリートを打設する際に勾配を設けず、水平のまま施工してしまうと、雨水が流れず溜まってしまいます。
水溜りができないようにするには、およそ1〜2%の勾配を設けることが基本です。1mあたりにすると約1〜2cmの高低差になります。
排水の方向は側溝や庭の外側になるようにし、打設後に勾配がきちんと設けられているか水平器などで確認することが重要です。
ひび割れが起きる
次によくある失敗事例は、コンクリートにひび割れが起きることです。
コンクリートは熱や乾燥によって収縮し、ひび割れを起こします。
プロでも多少のひび割れが起きるため、DIY未経験者が土間コンクリートを行えば、ひび割れする可能性が上がるでしょう。
非常に小さなひび割れであれば特に問題ありませんが、大きなひび割れだと内部に浸水してワイヤーが錆びてしまう恐れがあります。
ひび割れを防ぐには、土間コンクリートを打設する際に目地(区切り)を入れるといった対策が有効です。
コンクリートが足りなくなる
続いてよくある失敗事例は、コンクリートが足りなくなることです。
これは施工前に面積や厚さの見積もりを誤ってしまうことが大きな原因といえます。
コンクリートの不足を防ぎつつ、大量の余りを出さないためには、体積の約1.1倍のコンクリートを用意するのがおすすめです。
体積は「面積(㎡)× 厚さ(m)」で計算できますので、事前にしっかりと確認しておきましょう。
コテ跡や仕上げムラが残る
次によくある失敗事例は、コテ跡や仕上げムラが残ってしまうことです。
コテ仕上げは修正が効かない難しい作業のため、DIY未経験者が行うと高い確率でコテ跡がついてしまいます。
できるだけコテ跡や仕上げムラが出ないよう、最初は狭い範囲で試してから全体を行ってみましょう。
どうしてもコテ跡が気になる場合は、サンドペーパーで磨くときれいになります。
色ムラやシミが出る
コテ跡や仕上げムラ以外に、色ムラやシミが出る失敗事例もよくあります。
これはコンクリートの分量を間違えて混ぜムラができたり、天候の影響で乾燥にムラができたりといったことが原因です。
特に5℃を下回る寒い時期や、30℃を超える暑い時期は乾燥に影響を与えやすいため、避けた方が良いでしょう。
また、分量をきちんと測ったり、雨が降ったらシートで覆うといった対策を行うことが重要です。
掘削・残土処理が想定より大変だった
掘削や残土処理が想定より大変だったと感じる方は多くいます。
特に掘削はDIY未経験者が想定する以上に重労働です。掘る深さは「砕石10cm + コンクリート10cm」の合計20cm以上が必要になります。
また、土を掘ると空気が入るため、体積が約1.2〜1.5倍に膨らみ、残土の量が予想以上になることも少なくありません。
残土を処理する方法は専門業者に依頼するか、土嚢袋に詰めて処分場へ持ち込むのが基本です。
量が多く大変な場合は、業者に依頼して処理してもらうのも選択肢になります。
土間コンクリートのDIYに必要な道具・材料一覧
土間コンクリートのDIYを行うには、どのような道具・材料が必要なのかわからない方もいるでしょう。
ここでは、土間コンクリートのDIYで必要になる道具と材料をそれぞれ紹介します。
必要な道具リスト
土間コンクリートのDIYに必要な道具は、以下の通りです。
整地・掘削用
- スコップ(先丸・角型)
- つるはし
- 一輪車(土・砂利・コンクリートの運搬に使用する)
- タンパー(転圧機)またはランマー
型枠・メッシュ用
- 木材
- 木杭
- ハンマー
- ワイヤーメッシュ(溶接金網)
コンクリート練り・打設用
- コンクリートミキサーまたは練り箱(トロ舟)
- スコップ・移植ごて
- バイブレーター(コンクリートの中の気泡を抜くためのもの)
- コンクリートならし板(トンボ)
仕上げ用
- 金コテ(左官コテ)
- 刷毛(刷毛引き用)
- 水平器・定規
養生用
- 養生シートまたはブルーシート
- 散水ホース
安全用具
- ゴム手袋
- 長靴
- 目を保護するゴーグル
- マスク
必要な材料リスト
次に土間コンクリートのDIYに必要な材料です。
- セメント
- 砂(川砂または山砂)
- 砂利
- 水
セメント・砂・砂利・水を混ぜ合わせることで「生コンクリート」ができあがります。
コンクリートを敷くエリアの面積や厚みを計算してから、必要な量を購入しましょう。
土間コンクリートのDIYを行う手順
ここからは、土間コンクリートのDIYを行う具体的な手順を解説します。
- ステップ1:遣り方・掘削
- ステップ2:砕石敷き・転圧
- ステップ3:型枠・ワイヤーメッシュの設置
- ステップ4:コンクリート打設とコテ仕上げ
- ステップ5:養生と乾燥・型枠解体
ステップ1:遣り方・掘削
地盤を安定させてコンクリートを支える基礎を作るために、遣り方と掘削を行います。
具体的な手順は以下の通りです。
- 施工エリアに杭を打ち、水糸を張って区画する
- 地面を20cm程度掘り下げる(コンクリート10cm + 砕石10cmの合計)
- 掘り出した残土を処分する
遣り方と掘削は、土間コンクリートの仕上がりに影響する重要な作業です。
ここで手を抜いてしまうと、完成後に水溜りなどの失敗を引き起こしてしまいます。
また、残土処分は業者に依頼するか、もしくは自分で行うかを事前に決めておくとスムーズです。
ステップ2:砕石敷き・転圧
続いて、砕石敷きと転圧を行います。
この作業の目的は、地盤を安定させてコンクリートの沈下やひび割れを防ぐことです。
具体的には、以下の手順で作業を進めます。
- 砕石を10cm均一に敷き込む
- プレートコンパクターまたはタンパーで砕石が動かなくなるまで転圧する
- 水平器や定規で高さを確認し、均一な厚さになっているかチェックする
転圧が不十分だとコンクリートの沈下やひび割れが起きやすくなるため、しっかり行いましょう。
ステップ3:型枠・ワイヤーメッシュの設置
砕石敷きと転圧が終われば、型枠とワイヤーメッシュの設置を行います。
具体的な手順は以下の通りです。
- 木材を施工エリアの外周に沿って設置する
- 木杭を30〜45cmおきに打ち込み、型枠を固定する
- 水平器で型枠の高さを確認しながら、排水方向に1〜2%の勾配をつける
- ワイヤーメッシュをスペーサーの上に置き、コンクリートの中央に配置する
ワイヤーメッシュは地面から3〜4cm浮かせた位置に置くことで、引張強度が高まります。
ステップ4:コンクリート打設とコテ仕上げ
型枠とワイヤーメッシュを設置できれば、コンクリートを流し込み、コテ仕上げをしていきます。
具体的な手順は以下の通りです。
- 型枠内にコンクリートを流し込む
- バイブレーターや棒で突き、気泡を抜く
- トンボ(ならし板)で表面を荒均しする
- コンクリートが少し固まり始めたら仕上げ作業に入る
仕上げ作業は打設後1〜2時間が目安です。
ただし、仕上げのタイミングが遅すぎると固まって作業できなくなります。
特に気温が高い夏は乾きが早いため、注意が必要です。
ステップ5:養生と乾燥・型枠解体
仕上げ作業をしたら養生と乾燥を行い、型枠を解体すれば完成です。
具体的には、以下の手順で進めます。
- 打設翌日から養生シートまたはブルーシートで覆う
- 1日1〜2回、表面が乾燥しないよう散水する
- 7〜14日を目安に養生期間を設ける
- 養生期間の24〜48時間後に型枠を外す
コンクリートの上を歩行できるのは、打設後3〜5日程度が目安です。また、車の乗り入れができるのは、打設してからおよそ28日以上後になります。
養生中にコンクリートの上を歩くと足跡が残ってしまうため、誤って踏んでしまわないよう注意しましょう。
まとめ
最後に土間コンクリートのDIYでよくある失敗事例をまとめます。
- 水溜まりができる
- ひび割れが起きる
- コンクリートが足りなくなる
- コテ跡や仕上げムラが残る
- 色ムラやシミが出る
- 掘削・残土処理が想定より大変だった
失敗の多くは事前の計画や準備不足が原因です。今回紹介した事例を参考に、同じ後悔をしないように気をつけましょう。
また、DIYができれば業者に依頼する場合に比べて大幅に節約できますので、ぜひ試してみてください。


