キッチンリフォームで後悔?失敗例から対策ポイントまで徹底解説!

リフォーム業歴12年のエイトです!

家のリフォームの中でも、特に失敗や後悔が多いのがキッチンです。例えば、

「キッチンの高さが合わず、作業するのがつらい」「レイアウト設計が悪くて使いにくい」

など、沢山の方がキッチンのリフォームに失敗しています。しかし、きちんと準備や対策をすれば、理想のキッチンに近づけます。

今回はキッチンスペシャリスト資格を持ち、建材メーカーで10年以上勤務されていた方から聞いた「キッチンリフォーム成功のポイントを3つ」ご紹介します。また、よくあるキッチンリフォームの失敗事例もお伝えしてるので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

キッチンリフォームの落とし穴!よくある失敗例5選

この項目では、実際にお客様から聞いたキッチンの失敗例を5つ紹介します。

失敗例1. キッチンの高さが合わず、作業がつらい

1つ目は「キッチンの高さが合わず、作業がつらい」という失敗事例です。現状のキッチンの不満を伺うと「皿洗いの姿勢で腰が痛くなる、肘が上がって包丁が使いづらい」などのお話があります。調理中にかかる身体への負担の原因は、キッチンの高さが合っていないことがほとんどです。

一般的には「身長÷2+5cm」が高さの目安ですが、数字だけで判断するのは危険です。数字はあくまで目安と捉え、自分の体にしっかり合うかどうかを慎重に検討しましょう。

失敗例2. 動線が悪くて無駄な動きが増える

2つ目は「動線が悪くて無駄な動き増えた」という失敗時例です。調理中は「食材を切る、炒める、皿に盛る」などの細かい作業の繰り返しですが、調理スペースが離れていると、必要以上に動き回ることになります。

さらにキッチン内の通路が狭い場合、家族が通る度にぶつかってストレスになります。人がすれ違うためには通路幅は最低でも80cm以上確保し、冷蔵庫とシンク、コンロが三角形になるような配置が理想です。

失敗例3. 食洗機が生活スタイルに合わない

3つ目は「食洗機が生活のスタイルに合わない」というの失敗事例です。キッチンを入れ替えるタイミングで、食洗機の導入を考える方が年々増加しています。

しかし、食洗機はキッチンに組み込んで設置するので、その分収納量が減ってしまいます。また慣れないうちは、容量不足でお皿が入りきらなかったり、庫内に食器がうまくセットできなかったりと、使い勝手に戸惑うこともあります。

食洗機を導入するかどうかは、収納や家族の生活に合っているかを考えてから決めた方が良いですね。

失敗例4. レイアウト設計が不十分で使いにくい

4つ目は「レイアウト設計が不十分で使いにくい」という失敗事例です。キッチンの見た目や性能に気を取られて「リフォーム前よりも居心地の悪い空間になっていた」というケースもあります。

調理家電やゴミ箱、コンセントなどに不便を感じるのは、レイアウト設計が不十分なことが原因かもしれません。リフォームをする際には、キッチン本体だけではなく、周辺の動線や設備の配置もしっかり計画しましょう。

失敗例5. 対面キッチンで、部屋が狭く感じる

5つ目は「対面キッチンで、部屋が狭く感じる」というの失敗事例です。リフォームを機に、人気の対面キッチンへ変えたいという声も多くあります。

しかし、壁付けに比べて対面キッチンはスペースを取るので、部屋が狭く感じやすいです。また、調理中の臭いや油がリビングまで広がりやすいのにも注意が必要。キッチンの形状は、メリット・デメリットを理解した上で選ぶのが大切です。

キッチンリフォームで押さえておきたい3つの対策ポイント

ここからは、実際に効果があったキッチンリフォームで後悔しないための対策を解説します。

対策ポイント1. なにを優先するかはっきりさせる

対策ポイントの1つ目は「何を優先するかハッキリさせる」ことです。リフォームに向けて調べ始めると、情報を得ていくうちに、新しいキッチンの理想も高くなっていきます。ですが、見た目へのこだわり、最新設備、収納力など全ての希望を叶えるのは難しいのが現実です。

自分たちにとって何を一番優先すべきかを整理すると、リフォーム後の後悔を避けられます。現状の不満や、どう暮らしたいかを軸にしてプランを作成するのがおすすめです。

対策ポイント2. 図面と寸法をチェックする

対策ポイントの2つ目は「図面と寸法をチェックする」ことです。実際のリフォーム失敗談の中には「冷蔵庫の搬入が限られて買い替えができない、開き戸と干渉する」などといったトラブルを聞くことがあります。

動線や使い勝手はもちろん、収納や家電の配置も「全て図面と寸法に沿って計画を立てる」のが前提です。図面でレイアウトを計画しながら、現場で実寸を確認することが、ミスの防止につながります。

対策ポイント3. ショールームで実物を確認する

対策ポイントの3つ目は「ショールームで実物を確認する」ことです。ショールームへ足を運んで実物のサイズ感や質感を確かめることは、イメージとの差を埋めることができます。実際に立って動き、手で触れることは、計画中のキッチンが生活スタイルに合っているかの判断材料にもなります。

ショールームの見学中に気になることがあれば、スタッフに確認することで不安や疑問も解決できます。

こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐためにも、ショールームの活用は有効です。

まとめ

最後にまとめると、キッチンは失敗事例が多いリフォーム内容なので、以下3つの対策が重要です。

  • 何を優先するかをハッキリさせる
  • 図面と寸法をチェックする
  • ショールームで実物を確認する

キッチンリフォームは、生活の質を改善することはもちろん、家族の暮らしを見直すチャンス。リフォームによる失敗や後悔を無くし、満足度の高いキッチンを実現するには、事前の準備と納得のいく計画を立てることが大切です。

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