屋根カバー工法の費用は？火災保険から種類まで徹底解説！

2025年10月27日

リフォーム業歴12年のエイトです！

この記事を読んでいるということは、

「屋根が老朽化して修繕が必要だけど、屋根カバー工法の費用が気になる・・・。」
「カバー工法に火災保険は適用されるのかな？」

など、屋根のカバー工法に不安を感じてる方もいると思います。屋根のひび割れ・めくれは、雨漏りなどの発生リスクがあるうえ、費用も高額なので二の足を踏んでる方も多いです。

なので、この記事では「屋根カバー工法の費用相場や内訳の目安、火災保険が適用されるのか」について解説します。

屋根カバー工法の相場を知ることで、無理のない予算で修繕計画を立てられます。ぜひ参考にしてください。

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屋根カバー工法にかかる費用の相場

屋根カバー工法にかかる費用の相場は、「30坪の住宅でおおよそ80万〜150万円」が目安となっています。屋根の形状や状態によって異なりますが、1㎡あたり8,000〜10,000円が相場です。

工事費用の内訳は、以下の通りです。

上記はあくまで目安の価格ですので、正確な費用を知るには複数業者から相見積もりを取ることが重要です。

屋根カバー工法の工事費用は、使用する屋根材や既存屋根の形状・面積、立地条件、依頼する業者などによって大きく変動します。ここでは、工事費用が変動する4つの要因を解説していきます。

カバー工法で使用される屋根材は複数あり、その種類によって費用が変動します。以下は、施工でよく使用される屋根材の種類と価格の目安です。

この中でも「ガルバリウム鋼板は軽量かつ耐久性に優れてる」ので、多くの住宅で使われています。

既存屋根の形状や面積、劣化状況によっても、屋根カバー工法の費用は大きく変わります。まず、屋根の形が複雑な場合は、作業に時間や手間がかかるため費用が高くなります。

例えば、三角屋根のような「切妻（きりづま）屋根」に比べて、四方に屋根面がある「寄棟（よせむね）屋根」は、施工面積が多くなる分、費用が上がる傾向にあります。

また、既存屋根の劣化が激しい場合は、下地補修や防水処理など、追加の工事が必要になるため、全体の費用が増えることがあります。

屋根の施工難易度や立地条件も、カバー工法の費用が変動する要因の1つです。例えば、急勾配の屋根や足場が組みにくい場所は施工の難易度が高くなるため、費用が上がる傾向にあります。そして、

道路に駐車できない場合や、近隣に駐車場がないといった搬入経路を確保しづらい立地でも、人件費や運搬費が上昇することがあります・・。

リフォームを依頼する業者のタイプによっても、屋根カバー工法の費用は変わります。業者には「自社の職人が施工を行う業者」と、「工事を下請けに外注する業者」の2種類があります。

後者は、下請け業者に依頼する際に仲介手数料が発生するため、費用が割高になってしまいます。できるだけ費用を抑えたい場合は、自社で施工を行っている業者を選ぶのがおすすめです。

屋根カバー工法に火災保険を適用するのは、基本的に難しいと考えられます。屋根カバー工法は、既存の屋根を残したまま、その上に新しい屋根材を重ねる施工方法です。

火災保険は「被害を受けた箇所を元の状態に戻す」という原則に基づいているため、屋根を新しく重ねるカバー工法は、被害部分の原状回復として認められにくいでしょう。

ただし、以下の条件を満たしていれば、火災保険が適用される可能性があります。

経年劣化ではなく、台風や大雪などの自然災害が原因だと認められた場合は、保険金を請求できる可能性があります。

なお、火災保険の適用を前提にリフォームしたい場合は、既存の屋根材を撤去して新しいものに交換する「葺き替え（ふきかえ）工法」が適しています。特に、下地の劣化や雨漏りがある場合は、葺き替えを検討した方が安心です。

屋根カバー工法にかかる費用相場は「30坪の住宅でおおよそ80万〜150万円が目安」です。使用する屋根材や既存屋根の形状・面積、立地条件、依頼する業者によって、実際の金額は大きく変わります。

そのため、正確な費用を知るには複数業者に相見積もりを取ることが大切です。また、自然災害による破損であれば、屋根を新しく葺き替えることで火災保険が適用される可能性があります。

費用を抑えながら安心して屋根のリフォームを行うためにも、状況に合った工法を選びましょう。