
リフォーム業歴12年のエイトです!
「屋根塗装の見積もりを依頼すると、足場費用が想像以上に高かった…。」
「足場をなくして費用を抑えられないかな?」
足場代は工事費用の中でも高額なため、安く抑えたい気持ちが強い方も多いでしょう。
しかし実際のところ、足場なしの屋根塗装は安全面や法律の観点から難しいのが現実です。
この記事では、屋根塗装で足場が必要な理由から費用相場、安く抑えるコツまでわかりやすく解説します。
正しい知識を身につけることで、無駄なコストをかけずに済みますので、ぜひ最後までご覧ください。
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屋根塗装で足場なしはNGな4つの理由
屋根塗装で足場が必要な理由は、以下の4つです。
それぞれ詳しく解説します。
労働安全衛生規則で義務づけられているため
厚生労働省の「労働安全衛生規則 第五百十八条」には、以下が定められています。
事業者は、高さが二メートル以上の箇所(作業床の端、開口部等を除く。)で作業を行なう場合において墜落により労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、足場を組み立てる等の方法により作業床を設けなければならない。
2m以上の高所作業の場合、作業員の身の安全のために、足場は設置しなければならないということです。
一般的な2階建ての住宅は高さが6〜8mなので、屋根塗装の際は足場が必要になります。
作業員の身の安全を守るため
足場を組むのは「作業員の身の安全を守るため」でもあります。
高所での作業は転落の危険がつきものです。特に、塗装作業は塗料缶などを持って行われるため、バランスを崩しやすくなります。
作業中に足を滑らせて大事故につながる恐れもあるため、万が一の落下に備えるためにも足場は必要です。
仕上がりの品質を確保するため
足場の有無によって塗装の仕上がりの品質が変わります。
足場がない状態の中、傾斜のある屋根上で作業した場合、身の安全を守ることに気がいきます。作業に集中できなくなると塗装のムラや手抜きにつながり、施工不良のリスクが高まるのです。
仕上がりの品質を確保するためにも、足場の設置は必須です。
近隣トラブルを防ぐため
足場に用いられるメッシュシートには、高圧洗浄や塗装の際の飛散物をカバーする役割があります。足場がなければシートで保護することができず、近隣の家を汚してしまう可能性があるのです。
また、屋根塗装では作業員の目線が近隣の2階窓と重なることがあります。そのため、「家の中を見られているのではないか」と不安を感じる住民も少なくありません。
足場を設置してメッシュシートを張っておけば、視線を遮る効果もあり、近隣に余計な不安や誤解を与えずに済みます。
足場なしでも屋根塗装ができるケースもある
屋根塗装では足場が必要ですが、以下のようなケースでは設置しなくても作業が行えます。
- 陸屋根や屋上
- 無足場工法
陸屋根や屋上
陸屋根や屋上は勾配がほとんどなく、平らな形状をしているのが特徴です。作業員が屋根から落下する危険が少なく、比較的安全に作業を行えます。
特に、屋上に手すりやパラペット(屋上の端に設けられた低い立ち上がり壁)がある場合は、足場を設置する必要がありません。
また、一階屋根の軒先部分では、簡易的な作業床を設けて塗装を行うケースもあります。
無足場工法
無足場工法とは、「足場を設置せずに作業を行う方法」です。
以下の3つが代表的な工法になります。
- ゴンドラ工法:屋上から吊り下げた作業台に乗り、高所の外壁や屋根を塗装する
- ロープアクセス工法:作業員がロープで体を固定し、屋根や外壁から吊り下がって塗装する
- 高所作業車:車両に搭載された昇降式の作業台を使い、地面から高所まで移動しながら外壁や屋根を塗装する
これらは、高層マンションやビルなどで用いられるのが一般的です。
一般家庭の屋根塗装では、機材の設置が難しかったり、工事費用が高額になったりするので、採用されることはほとんどありません。
屋根塗装の足場費用の相場
足場費用は「1㎡あたり600〜1,000円が相場」です。一般的な30坪、2階建て住宅の場合、約15〜23万円が目安になります。
足場費用は、次のように計算できます。
足場費用 = 足場架面積(㎡) × 足場単価(円/㎡)
足場架面積(㎡)については、下記の式で求められます。
足場架面積 =(建物の外周+約8m)× 建物の高さ
例えば、外周30m、高さ6mの2階建て住宅の場合、足場費用は以下になります。
- 足場架面積 =(30m+8m) × 6m = 228㎡
- 足場費用 = 228㎡ × 600〜1,000円/㎡ = 136,800〜228,000円
上記はあくまで概算であり、住宅の大きさや高さ、形状によって費用は変わります。

正確な費用を知りたい場合は、複数の業者に相見積もりを取るのがおすすめです。
屋根塗装で足場費用を抑えるコツ
足場代は高額なため、安く抑えたい気持ちが強い方もいるでしょう。
ここでは、屋根塗装で足場費用を抑えるコツを3つ紹介します。
外壁塗装とセットで行う
屋根塗装と同様に、外壁塗装でも足場を設置する必要があります。そのため、両方を同時に行えば足場の設置が1回で済み、費用を節約できるのです。
一方、時期を分けて別々に行うと、その都度足場を組むことになり、2回分の費用が発生してしまいます。
屋根塗装だけを行う場合と比較して一時的な出費は増えますが、長期的に見ればトータルコストを抑えられるので、おすすめの方法です。
見積もり時に細かく点検してもらう
事前に屋根の状態を細かく点検することで、追加費用の発生を防ぐことができます。
点検を怠ると、塗装時に修復できない傷みや破損が見つかり、あとから追加工事が必要になることもあるのです。
必要な工事範囲を正確に把握することが、無駄なコストを抑えるポイントになります。
耐用年数が長い塗料を使用する
足場費用を抑えるには、「耐用年数が長い塗料を選ぶこと」も重要です。
例えば、フッ素や無機などの塗料は防水性・耐久性に優れており、塗り替えを行う頻度を減らせます。
一方、アクリルやウレタン塗料は価格が安い反面、耐用年数が短く、塗り替え回数が増えがちです。
質の良い塗料は初期費用こそ高くなりますが、足場を設置する回数を減らせるため、長期的に見ればコストを抑えられます。
まとめ
屋根塗装では足場の設置が必要です。労働安全衛生規則で設置が義務づけられているだけでなく、安全の確保や塗装品質の維持、近隣への配慮といった役割があります。
足場代は、決して安くはありませんが、屋根の塗装を行ううえで必要なコストです。
安く抑えたい場合は、外壁塗装も一緒に検討したり、追加工事が発生しないよう細かく点検したりすることで、無駄なコストを削減できます。

