
リフォーム業歴12年のエイトです!
「庭にタイルを置くだけは大丈夫?」「置くだけにした場合のデメリットやリスクを知りたい。」
手間やコストをかけず、庭にタイルを設置したいと考える方は多くいます。
しかし、タイルを置くだけで問題ないのか、設置に失敗したり雑草が生えたりしないか気になりますよね。
この記事では、庭にタイルを置くだけにするデメリットや、設置するやり方などを解説します。
業者に依頼せず、自分で庭をおしゃれにしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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庭にタイルを「置くだけ」は大丈夫?
結論、平らな場所で「置くだけタイル」を使えば、初心者でも簡単に設置することができます。
置くだけタイルとは、下地を整えて地面に並べるだけで設置できる手軽な方法です。
モルタルやコンクリートの工事が不要で、業者に依頼する費用を削減できます。
ただ、置くだけといっても「何もしなくていい」わけではありません。雑草対策や地面を平らにするなど、最低限の下地づくりは必要です。
また、タイルは1枚ずつ置く「個別タイプ」と、フレームで連結する「ジョイントタイプ」の2種類があります。
ジョイントタイプは強度が高く、広範囲でもきれいに仕上がるため、初心者におすすめのタイプです。
庭にタイルを「置くだけ」にするデメリット
庭にタイルを「置くだけ」にするやり方には、以下のデメリットがあります。
雑草対策としては不十分
庭にタイルを置くだけでは、隙間から雑草が生えてきます。
タイルがしっかり固定されていないため隙間が空きやすく、そこから雑草が成長するためです。
特に夏場は植物の根や茎がタイルをずらすこともあります。
庭にタイルを置く際は、防草シートを設置するといった対策が必要になるでしょう。
また、大きめのタイルを選ぶと隙間が減り、雑草対策に効果的です。
なお、雑草を完全に防ぐにはモルタルやコンクリートの施工が必要になるため、業者への依頼を検討してみてください。
耐久性・安定性が低い
タイルを置くだけのやり方は、モルタルの固定と比べて安定性が劣り、破損リスクがあります。
タイルが固定されていないためずれやすく、角がぶつかって欠け・割れが起きてしまうのです。
でこぼこした地面の上だと、さらに割れやすいでしょう。設置から数年で破損するケースもあり、コストパフォーマンスが悪くなるのがデメリットです。
耐久性や安定性を維持するには、水平な場所に設置したり、下地づくりを丁寧に行ったりすることが重要になります。
使用頻度が高い玄関前や通路は破損しやすいため、目立たない庭スペースからタイルを置くのが無難です。
タイル特有の重厚感・高級感が出にくい
DIYでタイルを置くとプロの施工に比べて仕上がりが劣り、安っぽく見える場合があります。
タイルが固定されていないため、歪みが生じてしまうのが主な要因です。
特にジョイントタイプは継ぎ目が目立ちやすく、安っぽく見える傾向があります。
対策としては、天然石素材やザラザラした質感のものを選ぶと高級感が増し、安っぽさを軽減できるでしょう。
また、小さなタイルは設置する難易度が高く、安っぽく見えやすいため避けるのが無難です。
定期的なメンテナンスが必要
置くだけタイルは、定期的なメンテナンスが必要になるのがデメリットです。
タイルが固定されていない分、ずれや汚れ、破損が起きやすい傾向にあります。
特に端の部分は破損しやすく、取り替えコストが発生する可能性も少なくありません。
地震や台風などの災害でタイルがずれたり、飛んだりする危険性もあるため、定期的に点検しましょう。
また、汚れが目立ちにくい色や自然素材を選ぶと、手入れが楽になるのでおすすめです。
寒冷地では「凍みあがり」に注意
寒冷地では冬場に「凍みあがり(しみあがり)」が発生し、タイルがガタガタになるリスクがあります。
凍みあがりとは、冬場に地中の水分が凍結し、土壌が凍って盛り上がる現象です。
特に日陰になる場所は影響を受けやすいでしょう。
このような寒冷地では、大理石や石灰岩、砂岩などの凍害に弱い素材は避け、タイルを購入する前に耐寒性の有無を確認してください。
なお、全国展開のホームセンターでは関東基準になっていることが多いため、注意が必要です。
庭にタイルを「置くだけ」にするメリット
庭にタイルを置くだけにするデメリットを解説しましたが、以下のメリットもあります。
費用を大幅に抑えられる
自分で庭にタイルを置くだけであれば、プロの施工に比べて大幅にコストを削減できます。
外構工事でタイルを施工する場合、1㎡あたりの費用は約2〜3万円が相場です。
一方、DIYで置くだけの場合は、1㎡あたり約5,500円〜2.5万円が目安になります。
DIYは施工費がかからない分、タイル自体に予算を回せるので、費用を抑えて庭をきれいにしたい方におすすめです。
やり直しが自由にできる
置くだけタイルは固定されていないので、いつでも配置の変更ややり直しが可能です。
例えば、1枚だけ破損してしまった場合でも、その部分だけを取り替えることができます。
また、実際にタイルを並べながらデザインを確認できる点も大きなメリットです。
DIY初心者でも失敗を恐れず、手軽に挑戦できるでしょう。
デザインの自由度が高い
タイルを置くだけの場合、タイルの色や種類、サイズを自分でコーディネートでき、オリジナルのデザインが作れます。
そのため、プロでは思いつかない自分だけの組み合わせを実現することも可能です。
例えば、ナチュラル風や南欧風、和モダンなど、それぞれのテーマに合わせた雰囲気を演出できます。
このように、タイルのデザインを自由に選択することで、外構の印象を大きく変えられるでしょう。
庭にタイルを置くやり方
ここからは、庭にタイルを置くやり方を、以下の4つのステップに分けて解説します。
- ステップ1:タイルの設置場所・範囲を決める
- ステップ2:地面を整地する
- ステップ3:防草シートを敷く
- ステップ4:タイルを設置する
ステップ1:タイルの設置場所・範囲を決める
まず、タイルの設置場所や範囲を決めていきます。
具体的な広さや高さを確認し、必要なタイルの枚数を計算しましょう。
このときに、タイルを置く目的を明確にするのがおすすめです。
例えば、庭でバーベキューをするスペースを作りたいのなら、テーブルや椅子を設置できる広さが必要になるでしょう。
このように、目的とあわせて設置場所や範囲を考えると、どのようなタイルが必要なのか決めやすくなります。
ステップ2:地面を整地する
タイルを置く場所や範囲が決まれば、地面を整地していきます。
まずは雑草が生えてこないよう、根ごと除去しましょう。根が残っていると雑草が再び生えてきて、タイルがずれる原因にもなります。
そして、タイルを敷く範囲をスコップで掘り下げていきます。掘る深さは、「タイルの厚み+砂の厚み(2〜3cm)」が目安です。
地面を掘ったら平らにならしますが、1〜2%程度の傾斜をつけておくと雨水が溜まりにくくなります。
最後に砕石を10cm程度敷き、転圧プレートで固めて整地完了です。なお、寒冷地は凍みあがりを考慮して20cm程度を目安に敷きましょう。
整地ができているかどうかでタイルの見栄えが大きく変わるため、整地の作業はしっかり行うことが重要です。
ステップ3:防草シートを敷く
整地が完了したら、防草シートを敷きます。
シートの隙間から雑草が生えてこないよう、シートの端と端が10cm程度重なるように敷きましょう。
また、シートがずれて隙間ができないようにピン杭でしっかり固定します。
このように防草シートを敷くことで、タイル下からの雑草をブロックできるでしょう。
ステップ4:タイルを設置する
最後にタイルを設置していきます。
タイルを敷くときは、タイルスペーサーを使って間隔を均一に保つのがポイントです。
スペーサーがないとタイル同士がぶつかり、欠けや割れの原因になります。
タイルを置いたらハンマーで軽く叩き、高さを微調整しましょう。
なお、ジョイントタイプはフレームを連結した後、タイルをはめ込むだけで完成です。
広い範囲でも、初心者なら1〜2時間程度で設置できるでしょう。
まとめ
平らな場所で「置くだけタイル」を使えば、初心者でも簡単に設置ができます。
ただ、置くだけタイルは雑草対策の不十分さや耐久性・安定性の低さ、重厚感のなさがデメリットです。
一方、プロの施工に比べて費用を抑えたり、自由にデザインできたりする点がメリットといえます。
下地づくりやタイル選びをしっかり行えば、初心者でも費用を抑えながらおしゃれな庭を作ることが可能です。
まずは目立たない庭スペースから試してみてください。


