
リフォーム業歴12年のエイトです!
エコジョーズは従来のガス給湯器より省エネ性能が高く、ガス代の節約になるといわれています。しかしその一方で、「エコジョーズにして後悔している」という声も聞かれます。
エコジョーズの購入を検討する際には、ガス給湯器との違いやメリット・デメリットをしっかり把握したうえで、自身のライフスタイルや住環境と合っているかを考える必要があります。
今回の記事では、エコジョーズのデメリットや、普通のガス給湯器との違い、判断基準についてご紹介します。
エコジョーズとは
エコジョーズとは、少ないガス量で効率的にお湯を沸かすことができる、新しいタイプのガス給湯器です。
従来型と比較して、ガス利用量および二酸化炭素排出量を15%程度削減できるといわれており、光熱費の節約や環境に優しい生活につながります。
普通のガス給湯器との違い
エコジョーズと普通(従来)のガス給湯器の最も大きな違いは「加熱の仕組み」です。
従来のタイプでは、水を加熱する際に発生した熱をそのまま排熱として放出しています。
しかし、エコジョーズではその熱を再利用して水を温めてから燃焼室に送ります。その水を燃焼室で加熱するため、お湯になるまでのガスを節約できるのです。
エコジョーズのデメリット4選
エコジョーズはお財布にも環境にも優しいというメリットがありますが、その反面デメリットもあります。
「思ったより節約にならなかったり、メンテナンスが大変だったり」という理由で後悔している人も少なくありません。
以下に、エコジョーズの具体的なデメリットを4つご紹介します。
条件によっては節約効果が薄い
エコジョーズの最大のメリットはガス代の節約です。しかし、条件によっては期待したほどガス代が減らないこともあります。
特に、もともとガスの使用量の少ない家庭では、エコジョーズに変えても大きなコスト削減につながらない傾向があります。
初期費用が高い
エコジョーズは従来型のガス給湯器と比較すると本体価格が高い傾向にあります。また、従来のガス給湯器と仕組みが異なるため、排気口や配管を作り直さなければならない場合も多く、費用がかさみます。
工事費用は住環境によって異なりますが、10〜30万円程度必要になるケースもあり、家計を圧迫する要因になりかねません。
設置場所に制約がある
住環境によっては、そもそもエコジョーズを設置できない場合があります。
エコジョーズは加熱の際に発生した排水(ドレン水)を排出するための排水経路が必要です。
たとえば、マンションでは排水経路を確保するための壁工事ができないことが多いため、エコジョーズの設置が難しいケースがあります。
メンテナンスに費用がかかる
エコジョーズは初期導入時に加え、メンテナンスにも費用がかかります。高機能な分、構造が複雑で部品が多く、修理費用がかかるためです。
たとえば、ドレン水を中和するための「中和器」は10年に1度ほどの交換が必要です。この交換には2〜5万円程度の費用がかかる場合があります。
エコジョーズを設置する際には、こうしたメンテナンス費用も考慮する必要があります。
エコジョーズが向いている人の特徴
これまでお話しした通り、エコジョーズにはメリットがある反面、さまざまなデメリットがあります。エコジョーズを導入する際には、「節約効果は十分にあるのか」「自分の生活に合っているか」を慎重に検討することが重要です。
エコジョーズが向いている人の特徴を以下にご紹介します。
家族の人数が多い
家族の人数が多い家庭では、エコジョーズのメリットが大きくなります。人数が多いほどお湯の使用量も増えるため、高い節約効果が望めます。
さらに「家族がバラバラの時間帯でお風呂を使う」など、ガス使用量の多いライフスタイルでは、エコジョーズが適しているでしょう。
貯湯タンクを設置できない
貯湯タンクとは、温めたお湯を溜めておくタンクです。
給湯機の一つである「エコキュート」は、夜間電力で作りだしたお湯を貯湯タンクに溜め、必要に応じて使用するという仕組みになっています。しかし、住環境によってはこの貯湯タンクを設置できない場合があります。
一方、エコジョーズは貯湯タンクが必要ありません。そのため、エコキュートを使えない家庭でも導入しやすいというメリットがあります。
ガス温水式床暖房を使っている
ガス温水式床暖房を使っている人はエコジョーズのメリットが大きくなります。
このタイプの床暖房では、床板材の下にあるパイプに温水を通して温めるため、大量のお湯が必要になります。
エコジョーズは少ないガスで多くのお湯を作れることから、床暖房との相性は抜群です。
エコジョーズの特徴を知り、自分に合っているかを見極めよう
エコジョーズのデメリットや普通のガス給湯器との違いについて解説しました。
エコジョーズは効率よくお湯を作れるため省エネ性能が高いといわれていますが、条件によっては思うように節約できないケースもあります。
エコジョーズの特徴を理解し、自身の住環境やライフスタイルにおいてどれだけメリットを受けられるかを慎重に検討しましょう。