無機塗料でトラブルはある?耐用年数からデメリット、相場単価も徹底解説!

リフォーム業歴12年のエイトです!

「無機塗料で塗装すると、トラブルは発生するのかな?」「トラブルを未然に防ぐ方法を知りたい。」

無機塗料には耐候性が高く、耐用年数が長いといったメリットがありますが、トラブルが発生することもゼロではありません。

そこでこの記事では、無機塗料のデメリットや塗装でよくあるトラブル、未然に防ぐ方法について詳しく解説します。

無機塗料のトラブル事例を事前に把握しておくことで、後悔のない塗料選びができますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

無機塗料のデメリットと塗装でよくあるトラブル

無機塗料は「耐候性が高い・コケやカビが発生しにくい・汚れが落ちやすい・燃えにくい」といったメリットがあります。

しかし、無機塗料には以下のデメリットからトラブルを引き起こすことも少なくありません。

ひび割れしやすい

無機塗料は塗膜に柔軟性がないため、ひび割れしやすいデメリットがあります。主成分が石やガラスで、もともと硬い性質を持つことが理由です。

そのため、地震や台風による揺れ、温度変化に伴う外壁材の膨張・収縮が繰り返されると、塗膜が動きに追いつけず、ひび割れが発生することがあります。

こうした影響から、無機塗料で仕上げた屋根や外壁にひび割れのトラブルが起こるケースは少なくありません。

相性の悪い材質がある

無機塗料は、木材・金属系サイディングなどの材質と相性があまり良くありません

これらの材質に下塗り材を使用せずに塗装してしまうと、塗膜と密着しづらいため、剥がれやすくなります。

特に、木材や金属系サイディングは気温や湿度変化で膨張・収縮しやすい性質を持ちます。

無機塗料はこれらの動きに追従できず、剥がれやすくなるのです。

再塗装が難しい

無機塗料は再塗装が難しいというデメリットがあります。

無機塗料に汚れが付着しにくい性質があり、下地と新しい塗料の密着性が悪くなるためです。

密着性を高めるためには、高圧洗浄やプライマーなどの下地処理を行ってから塗装することが必要です。

しかし、業者が無機塗料で塗られたことを知らず、下地処理をしないまま塗装してしまった場合、すぐに剥がれてしまう恐れがあります。

コストが高い

無機塗料には、セラミックやケイ素といった高価な無機素材が使われています。

また、高性能な塗料で製造にコストがかかるため、単価が高くなりやすいのが特徴です。

詳しい耐用年数や他塗料との違いは後述しますが、無機塗料の単価は1㎡あたり約4,300〜5,300円が相場となります。

施工費用が予想以上に高く、予算オーバーしてしまうケースも少なくありません。

無機塗料のトラブルを防ぐ方法

ここからは、無機塗料のトラブルを防ぐ方法について解説します。

以下の4つのポイントを押さえることが重要です。

柔軟性が高い無機塗料を選ぶ

塗膜のひび割れを防ぐためには、柔軟性が高い無機塗料を選ぶことが有効です。

例えば、アクリルやウレタンなどの有機成分を配合して柔軟性を持たせた「ハイブリッド無機塗料」がおすすめです。

柔軟性が高い塗料は、外壁材の膨張や収縮時に追従しやすくなり、ひび割れのリスクを低減できます。

再塗装時は無機塗料が使われていることを業者に伝える

無機塗料で仕上げられた屋根・外壁に再塗装を依頼する際には、以前に無機塗料が使われていることを業者へ伝えることが重要です。

業者が無機塗料と知らずに作業すると、本来必要な下地処理を省いてしまう場合があります。

その結果、施工後すぐに剥がれるなどのトラブルにつながる可能性があります。

適切な下地処理を行う

無機塗料の上に新しい塗料を密着させるには、丁寧な下地処理が欠かせません。

具体的には以下のような手順が必要です。

  • 高圧洗浄で表面の汚れを除去
  • 劣化部分の補修や古い塗膜の処理

こうした下地処理を行うことで、塗膜の密着性が高まり、剥がれにくい仕上がりになります。

塗料の相場単価を知る

塗装する前に無機塗料の相場を把握し、「どこまで予算をかけられるか」を考えておくことが大切です。

また、塗料費だけでなく、施工面積や下地の状態、足場の必要性などによって費用は大きく変動します。

工事の途中で追加費用が発生し、予算をオーバーするケースもあるため注意しましょう。

高品質な無機塗料だからこそ、信頼できる塗装業者に依頼しないといけないですね!

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無機塗料の耐用年数と相場単価

無機塗料を選ぶ前に、耐用年数と相場単価を把握しておきましょう。

無機塗料の耐用年数は約20〜25年、単価は1㎡あたり4,300〜5,300円が相場です。

他の塗料と比較すると以下の通りです。

塗料の種類耐用年数の目安単価(1㎡あたり)
アクリル塗料約5〜7年1,000〜1,800円
ウレタン塗料約5〜10年1,500〜2,500円
シリコン塗料約10〜15年2,300〜3,500円
ラジカル制御型塗料約12〜15年2,500〜4,500円
フッ素塗料約15〜20年3,300〜5,000円
無機塗料約20〜25年4,300〜5,300円

無機塗料は「耐久性に優れており、耐用年数が長い」のが特徴です。しかし、その分単価も高い傾向にあります。

まとめ

無機塗料のデメリットや、塗装で起こりやすいトラブルをまとめると以下の通りです。

  • ひび割れしやすい
  • 相性の悪い材質がある
  • 再塗装が難しい
  • コストが高い

こうしたトラブルを防ぐためには、無機塗料の特徴や相場を理解し、適切な塗料選びと下地処理を行うことが大切です。

ただし、材質との相性や最適な塗料を正しく判断するのは難しいため、専門業者へ相談することでトラブルを未然に防ぎやすくなります。

無機塗料を選ぶべきか迷っている方は、一度業者に相談してみましょう。

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