屋根に漆喰は必要ない?修理費用の相場からDIYまで徹底解説!

リフォーム業歴12年のエイトです!

「屋根の漆喰は必要ないって本当?」「漆喰の劣化が気になるけど、どう対処すればいいの?」

漆喰は屋根の防水性を維持するために重要な役割を果たしています。しかし、ネット上には「漆喰は必要ない」という声もあり、混乱している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、屋根の漆喰の必要性から必要ないといわれる理由、修理にかかる費用まで解説します。

自宅の屋根の漆喰に劣化が生じ、補修を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

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目次

伝統的な瓦屋根には漆喰が必要

漆喰は伝統的な瓦屋根にとって重要な役割を担っているため「必要」です。その主な役割は以下の2つになります。

  • 葺き土(ふきつち)を保護し、雨水の浸透を防ぐ
  • 屋根の美観性を保つ

瓦屋根(湿式工法)の棟の土台には、瓦を固定するために「葺き土」が敷かれています。漆喰を詰めることで葺き土が保護され、雨水の浸透を防ぐことが可能です。

また、瓦の間を漆喰で埋めると並びが整えられるほか、棟の歪みを防ぐ効果もあり、外観の美しさを保つのに貢献しています。

以上のことから、伝統的な瓦屋根において漆喰は欠かせないものだといえます。

屋根の漆喰が必要ないといわれる理由

では、なぜ屋根の漆喰は「必要ない」といわれるのでしょうか。その理由は主に現代建築の進化とメンテナンスコストが関係しています。

ここでは、屋根の漆喰が必要ないといわれる理由を深掘りしていきましょう。

現代建築の進化により漆喰の使用が減っているため

伝統的な瓦屋根(湿式工法)は、内部に瓦を固定する葺き土が敷かれ、それを保護するために漆喰が詰められています。

一方、近年の新築や屋根の大規模改修では、葺き土と漆喰を使わない「乾式工法(かんしきこうほう)」が主流となっており、湿式工法を使用する住宅が減っているのです。

乾式工法は葺き土や漆喰の代わりに金具や木材を使用し、瓦を固定しています。軽量で耐震性や耐風性が高く、漆喰のメンテナンスを行う必要がありません。

このように、現代建築の進化が「漆喰が必要ない」といわれる要因となっています。

メンテナンスの手間とコストがかかるため

漆喰は湿気に弱く、長期間の雨に晒されるとひび割れや剥がれが発生します。

定期的なメンテナンスが重要ですが、漆喰の補修は専門的な技術が必要です。適切な材料の選定と施工を行わなければ、かえって劣化が進んでしまいます。

このように、漆喰は補修の手間がかかるうえに、メンテナンスをするたびにコストがかかってしまうことが、大きな問題の1つです。

屋根の漆喰の劣化を放置するリスク

漆喰は瓦屋根に比べて耐用年数が短く、定期的な点検やメンテナンスが必要です。

放置すれば以下のような劣化につながるリスクがあります。

ひび割れ

漆喰の劣化症状として初期に見られるのがひび割れです。白く美しい見た目だった漆喰も、年月が経つにつれて劣化します。

紫外線や雨に晒され、乾燥や温度差による収縮・膨張を繰り返すことがひび割れの原因です。また、地震や強風による振動でひび割れが生じることもあります。

軽微なひび割れであれば、まだ葺き土への影響は大きくありません。

剥離

ひび割れが進行すると漆喰が剥がれてくるでしょう。自宅の周りに白い欠片が落ちていれば、漆喰が剥がれている可能性があります。

剥がれた部分は葺き土がむき出しの状態です。雨風が直接あたるため、徐々に土が流れ出てしまい、葺き土が痩せていきます。

放置すると棟の耐久性が低下してしまうため、剥離が起きたタイミングで漆喰の詰め直しが必要です。

棟瓦の歪み

剥離を放置すると葺き土が流れ出て、棟瓦の固定力が弱まります。その結果、瓦がズレたり、棟全体が歪んだりするため危険です。

他の瓦に影響を与え、地震や強風を受けた際に崩れる可能性があるため、早めの補修が必要になります。

雨漏り

剥離が生じた箇所を放置すれば、葺き土に雨水が浸透するため、雨漏りにつながります

天井裏や壁に雨染みが見られる場合は、漆喰の剥離が原因で雨漏りしているのかもしれません。

雨水が浸み込むと屋根の野地板が腐食してしまい、大規模な補修工事が必要になります。

棟の倒壊

棟瓦の歪みや雨漏りを放置し続けると、最悪の場合、棟が倒壊する恐れがあります。

特に地震の揺れや台風の影響を受けた際に、崩れやすくなるため危険です。

また、棟の倒壊は屋根の耐久性を低下させるだけでなく、瓦が落下する危険性もあります。

こういった事態を防ぐためにも、漆喰の劣化が進行する前に補修することが重要です。

漆喰の修理にかかる費用相場

漆喰の修理にかかる費用は、劣化の進行具合によって変わります。

例えば、剥がれている部分に詰め直しを行う場合、1mあたり3,000〜5,000円が相場です。

一方、劣化がひどく棟を全面打ち替える場合は、1mあたり4,000〜8,000円ほどになります。

また、これらの費用におよそ10〜25万円の足場代が別途必要です。

漆喰の劣化が進むほど補修費用は高くなるため、早めにメンテナンスを行いましょう。

漆喰の修理はDIYでできるのか?

軽微な剥がれであれば、ホームセンターで漆喰の材料を購入し、DIYで補修できるかもしれません。しかし、漆喰の補修は難しく、適切に行わなければすぐに劣化する可能性があります。

例えば、古い漆喰が残ったまま新しい漆喰を詰めてしまい、すぐに剥がれるといった失敗例は少なくありません。

また、漆喰が棟幅を大きくはみ出しており、雨水が長期間当たることで雨漏りにつながったという事例もあります。

DIYで補修してもかえって劣化を悪化させれば、修理費用が増えてしまいます。そのため、専門業者に依頼して正しく補修してもらうのがおすすめです。

まとめ

漆喰は伝統的な瓦屋根にとって重要な役割を担っています。劣化して剥がれると棟の歪みや雨漏りにつながるため、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。

自宅の周りに白い漆喰の欠片が落ちていれば、剥離が生じている可能性があります。劣化が進行する前に、専門業者に相談し点検を行ってもらいましょう。

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