
リフォーム業歴12年のエイトです!
「フッ素塗料はどれくらい長持ちするの?」「価格が高いって聞くけど、本当?」
屋根や外壁塗装を検討していて、こうした疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。
フッ素塗料は耐久性に優れていますが、デメリットを知らずに選んでしまうと後悔につながる可能性があります。
そこでこの記事では、フッ素塗料の特徴や耐用年数、メリット・デメリット、価格について徹底解説します。
最後まで読めば、自宅の屋根や外壁にフッ素塗料を選ぶべきかを判断できますので、ぜひ参考にしてください。
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フッ素塗料の特徴と耐用年数
まずは、フッ素塗料の特徴と耐用年数について見ていきましょう。
フッ素塗料の特徴
フッ素塗料とは、蛍石(ほたるいし)を原料とする「フッ素樹脂」を配合した塗料です。
優れた耐久性と耐候性を持ち、高層ビルやタワーなどの大きな建物でよく使われています。
また、紫外線の影響を受けやすい一般住宅の屋根・外壁で使われることもあり、きれいな状態を長く維持できるのが特徴です。
高価格ではありますが、耐用年数が長く塗り替え頻度を減らせるため、長期的なコストパフォーマンスに優れています。
フッ素塗料の耐用年数
フッ素塗料の耐用年数は、約15〜20年が目安です。
紫外線や雨風に強く、塗膜の劣化が抑えられるため、他の塗料より長持ちします。
塗料の種類ごとに比較した耐用年数は以下の通りです。
| 塗料の種類 | 耐用年数の目安 |
|---|---|
| アクリル塗料 | 約5〜7年 |
| ウレタン塗料 | 約5〜10年 |
| シリコン塗料 | 約10〜15年 |
| ラジカル制御型塗料 | 約12〜15年 |
| フッ素塗料 | 約15〜20年 |
| 無機塗料 | 約20〜25年 |
外壁塗装でよく使われるウレタンやシリコンに比べて、約5〜10年ほど長いことがわかります。
紫外線や湿気が多い場所では劣化が早まることもありますが、耐久性が15年以上持つことも少なくありません。
フッ素塗料のメリット
フッ素塗料のメリットは、以下の2つです。
耐久性・耐候性に優れている
フッ素塗料は耐久性・耐候性に優れていることが大きなメリットです。
紫外線や雨風に対する耐性が強いため、劣化を最小限に抑えられます。
また、温度変化にも強く、寒い地域や暑い地域で性能を発揮できるのも魅力です。
さらに、耐熱性も兼ね備えており、紫外線の熱による劣化を抑制できます。
高い親水性を持っている
親水性とは、「水に馴染みやすい性質」のことを指します。
塗膜と汚れの間に水が入り込み、汚れを浮かせて洗い流すのが特徴です。
例えば、交通量の多い道路沿いでは、車の排気ガスですぐに外壁が汚れてしまいます。
そのような環境に親水性のあるフッ素塗料を使うと、汚れが溜まりにくいので効果的です。
フッ素塗料のデメリット
フッ素塗料はメリットだけでなく、以下のデメリットもあります。
再塗装が難しい
外壁塗装にフッ素塗料を使った場合、再塗装が難しくなります。
なぜなら、フッ素塗料は「硬くて親水性が高い」ためです。
耐候性には優れているものの、再塗装時には塗料の密着性が低下してしまうため、特殊な下塗り材を使って下塗りを行う必要があります。
再塗装の難易度が高くなるうえに、追加の作業費用がかかってしまうのがデメリットです。
ヘアクラックが発生しやすい
ヘアクラックとは「細いひび割れ(幅0.3mm未満)」のことを指します。
フッ素塗料には「弾力性」がなく、地震のような細かい振動に順応できないため、ひび割れが発生しやすくなります。
特に日本は地震が発生しやすく、震度1〜2程度の揺れであっても、ひび割れすることが少なくありません。
すぐに補修が必要というわけではありませんが、劣化の進行や見た目の悪化に影響します。
ヘアクラックの発生を抑えたい場合は、「弾性型」のフッ素塗料を選択することが有効です。
艶消しができないものが多い
フッ素塗料は、基本的に艶消しができません。
なぜなら、艶を抑えるための「艶消し剤」と、フッ素塗料が持つ親水性の相性が悪いためです。
艶消し剤は、塗膜の表面に微細な凸凹を作り、光を乱反射させることで艶を抑えています。
しかし、この凸凹はフッ素塗料表面の滑らかさを損なうため、親水性によるセルフクリーニング効果が十分に発揮されにくくなります。
近年は艶消しタイプや半艶(3分艶、5分艶)の製品も登場していますが、選べる種類や色の選択肢がまだ少ないのが現状です。
フッ素塗料の価格
フッ素塗料の価格は、1㎡あたり約3,300〜5,000円が目安です。
他の塗料と比較した場合、以下のようになります。
| 塗料 | 価格(1㎡あたり) |
|---|---|
| アクリル塗料 | 1,000〜1,800円 |
| ウレタン塗料 | 1,500〜2,500円 |
| シリコン塗料 | 2,300〜3,500円 |
| ラジカル制御型塗料 | 2,500〜4,500円 |
| フッ素塗料 | 3,300〜5,000円 |
| 無機塗料 | 4,300〜5,300円 |
アクリルやウレタンに比べれば、費用は高めです。
しかし、その分塗り替え頻度が減り、長期的にメンテナンスコストが抑えられます。
フッ素塗料が向いているケース
フッ素塗料が自分の家に適しているのか、気になる方もいるでしょう。
ここでは、フッ素塗料が向いているケースを解説します。
長く住み続ける場合
現在の家に長く住み続ける場合は、フッ素塗料が向いています。
フッ素塗料を使用すると、以下の効果が期待できるためです。
- 塗り替えの頻度が少なくなる
- きれいな状態が長く維持できる
- メンテナンスコストを抑えられる
長く暮らす予定の家には、耐久性とコスト面の両方でメリットが大きいため、フッ素塗料が適しているといえます。
劣化しやすい部分を塗装したい場合
屋根の軒天や雨どい、棟板金などは紫外線や雨水の影響を受けやすく、他の部分より早く劣化しがちです。
こうした付帯部分にフッ素塗料を使用すると、劣化の進行を抑えやすく、結果的に耐用年数を伸ばすことができます。
また、付帯部分は面積が小さいため、高価格なフッ素塗料でもそこまで費用がかからない点も魅力です。
劣化しやすい箇所にフッ素塗料を使うと、屋根や外壁の塗り替え時期を揃えやすくなり、トータルのコスト削減にもつながります。
環境要因が厳しい場合
フッ素塗料は、環境要因が厳しい場合にも適しています。
例えば、以下のような環境です。
- 日当たりが良く紫外線が強くあたる場所
- 潮風の影響を受けやすい沿岸部
上記の環境では、塗膜の剥がれや色あせ、金属の腐食などが生じやすいため、優れた耐候性を持つフッ素塗料が適しているといえます。
まとめ
フッ素塗料は、屋根や外壁を長持ちさせたい方に適した塗料です。
耐久性・耐候性・親水性に優れ、汚れや劣化を抑えながら長期間きれいな状態を維持しやすくなります。
耐久性の高さを重視するなら、フッ素塗料をぜひ検討してみてください。

