
リフォーム業歴12年のエイトです!
「冬の寒さがつらい」「夏の冷房が効かない」
このような悩みを感じている方は、多いのではないでしょうか?日本の住宅は、築年数が古いほど断熱基準が低く、省エネ性能に課題があります。
断熱リフォームは、住まいの快適性を高めるだけでなく、光熱費削減・健康リスクの低減・住宅価値の向上にもつながります。本記事では、断熱リフォームの費用相場、具体的な工事方法、利用できる補助金制度までを、初めての方にも分かりやすく解説します。
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断熱リフォームとは?なぜ必要?
断熱リフォームとは、住宅の壁・床・天井・窓などに断熱材や高断熱建材を施工し、外気の影響を抑える改修工事のことです。断熱リフォームが必要な理由は、
- 脱衣所・風呂場等の温度差によるヒートショックリスクが高い
- 冷暖房効率が悪く、光熱費が高くなりやすい
- 結露やカビが発生しやすく、健康リスクにつながる
断熱性能を高めることで、室内の温度差が少なくなり上記の問題を解消することができます。
断熱リフォームの費用相場はいくら?
断熱リフォームの費用は、工事範囲や住宅の構造によって大きく変わります。戸建て住宅における一般的なリフォームの費用を紹介します。
- 窓の断熱リフォーム(内窓設置・複層ガラス):5万~20万円/1か所
※すべての窓の工事を行う場合は100万~200万程度 - 床下断熱:20万~80万円
※床の解体無しの場合 - 天井・屋根断熱:30万~100万円
※天井・屋根の解体なしの場合 - 壁の断熱改修(内断熱):50万~150万円
まずは、窓の断熱リフォームから工事を行うことをおすすめします。ですが、築年数が経っている住宅に関しては窓だけでは断熱効果が上がらない場合もあるので、専門業者にまずは相談をしてみましょう。
断熱リフォームってどんな工事?
窓の断熱リフォーム
なぜ窓を交換・内窓設置することで断熱性能が高くなるか知っていますか?古い家の窓は単板ガラスで今の複層ガラスと比べると断熱性が低く、またガラス周りのサッシもアルミサッシであることが多いです。
現在は樹脂フレームが多い中、アルミサッシは熱が伝わりやすく室内の高い空気を逃がし、外の冷気を室内に伝えてしまいます。窓の交換や内窓(二重窓)の設置は短期間で高効果な断熱リフォームです。
- 即効性が高い
- 補助金対象になりやすい
- 防音・結露対策にも効果あり
床の断熱リフォーム
床の断熱リフォームには「床を解体して施工する断熱リフォーム」と「床を解体しない断熱リフォーム」があります。
床を解体する断熱リフォームは、床仕上げ材の張り替え工事と同時に大引きや根太間に断熱材を施工します。床を解体しない断熱リフォームは、床下にもぐりこみ床下から大引きや根太間に断熱材を施工する方法です。マンションや戸建ての2階床等は床下にもぐりこめないためこの施工方法はできません。

どちらの方法も床に断熱材を施工することによって、床下からの冷気の侵入を抑えることができます。
- 足元の冷えを大幅に改善できる
- 光熱費の削減につながる
- 解体しない工事は生活しながら工事ができるケースが多い
天井の断熱リフォーム
天井の断熱リフォームも床と同じく「天井を解体して施工する断熱リフォーム」と「天井を解体しない断熱リフォーム」があります。
天井を解体して行う断熱リフォームは、既存の断熱材が入っていない住宅や、断熱材の劣化・不足がある場合に工事を行います。天井裏の状態を直接確認しながら断熱材を施工できるため、断熱性能を大きく向上させやすい点が特徴です。一方で、内装工事が伴うため工期や費用はやや高くなる傾向があります。
天井を解体しない断熱リフォームは、小屋裏や天井裏から断熱材を敷き込む、または吹き込み施工を行う方法です。室内の解体が不要なため、生活への影響が少なく、比較的短期間かつ低コストで施工できる点がメリットです。
- 結露・カビの発生を抑制できる
- 壁の断熱リフォームに比べると費用が抑えられる
壁の断熱リフォーム
壁の断熱リフォームは、外気の影響を最も受けやすい「外壁面」からの熱の出入りを抑えることで、住宅全体の断熱性能を高める工事です。壁は床・天井に比べて面積が大きいため、断熱効果を体感しやすい点が特徴です。施工方法は、室内側から行う「内断熱」と、外壁側から行う「外断熱」の2種類の工事があります。
内断熱(壁の内側から施工)リフォーム
内断熱は、室内側の壁を一部解体し、断熱材を充填する工法です。比較的工事規模が小さく、コストを抑えやすい点が特徴です。
- 工事費用を抑えやすく、部分的な断熱改修にも対応しやすい
- 外観を変えずに施工できるため、外壁リフォームが不要
- 住みながら工事ができるケースが多い
外断熱(外壁側から施工)リフォーム
外断熱は、建物全体を断熱材で包み込むように施工する工法です。壁の外側に断熱材を施工するため、構造体の熱橋(熱が逃げる部分)を抑えやすく、高い断熱性能を確保できます。ただし、外断熱工事は足場設置などが必要となるため他工事と比べると費用が高くなります。
- 住宅全体を包み込むため、断熱性能が高く安定しやすい
- 結露が発生しにくく、建物の劣化防止につながる
- 室内の温度ムラが少なく、快適性が向上しやすい
断熱リフォームの補助金制度はある!?
国の断熱リフォーム補助金
断熱リフォームは、国・自治体の補助金対象になります。国の主な補助金制度は、
- 子育てグリーン住宅支援事業
- 先進的窓リノベ事業
- 長期優良住宅化リフォーム推進事業
補助金額は工事内容によって異なりますが、数万円〜数十万円規模の補助を受けられるケースもあります。補助金に関しては、一定性能以上の工事結果が求められるため、数値以上の製品を選ぶようにしましょう。毎年補助金額は変動があるため、工事前に必ずチェックを行いましょう。
自治体の断熱リフォーム補助金
国の補助金の他にも自治体の補助金もあります。国の補助金との併用可能なことが多いので、ぜひご自身のリフォーム工事場所の自治体補助金制度も確認をしましょう。年度によって補助金変動や締め切りなどもあるのでご注意ください。
まとめ|断熱リフォームは費用対効果の高い住まい改善
断熱リフォームは、快適性の向上、光熱費削減、健康リスク低減を同時に実現できるリフォームです。
また補助金制度を上手に活用すれば、費用負担を抑えて実施することも可能です。補助金の限度もあるので、まずはリサーチするところからはじめ、自宅の断熱性能を把握し、最適な断熱リフォームを検討してみましょう。

