
リフォーム業歴12年のエイトです!
「リフォームローンはどう選べばいいかわからない。」「審査に通るにはどうすればいい?」
リフォーム費用が高額で貯蓄だけでは足りず、ローンを検討している方は多くいます。
しかし、どう選べばいいのかわからず、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、リフォームローンの選び方や審査のコツ、活用できる減税・控除制度について解説します。
ローンを活用してリフォームを実現したい方は、ぜひ参考にしてください。
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リフォームローンの選び方
リフォームローンにはさまざまな種類があり、どれを選べばいいかわからない方もいるでしょう。
ここでは、自分に合ったローンの選び方のポイントをお伝えします。
担保の有無
リフォームローンにおける担保とは、契約者がローンを返済できなくなった場合に金融機関が借金を回収するための「保証物」です。
リフォームローンには、「無担保」と「有担保」の2種類があります。
- 無担保:担保や保証人が不要な借入方法
- 有担保:家や土地を保証物にする借入方法
それぞれの簡単な特徴は、以下の通りです。
| 項目 | 無担保 | 有担保 |
|---|---|---|
| 担保 | 不要 | 必要(家・土地) |
| 金利 | 高め(年2〜5%) | 低め(年1〜2%) |
| 借入額 | 低め(数十万〜1,000万円) | 高額(1,000万円以上) |
| 返済期間 | 最長10〜20年 | 最長30年程度 |
| 手続き | 簡単 | 複雑 |
| 審査期間 | 速い | 長い |
| 諸費用 | 少ない | 多い |
無担保は審査が速く、手続きが簡単なので、急なリフォームにも対応しやすいといえます。しかし、金利が高く、借入額が少ないのがデメリットです。
水回りの修繕や内装工事など、小規模なリフォームに向いているでしょう。
一方、有担保は金利が低く、借入額も高額なのでフルリノベーションなどの大規模工事に向いています。ただし、審査が厳しく2週間〜1ヶ月ほどかかるでしょう。
また、手続きが面倒で諸費用も追加で発生する点がデメリットです。
金利相場
金利には、「固定金利型」と「変動金利型」の2種類があります。
- 固定金利型:借入時から完済時まで金利が変わらない
- 変動金利型:年2回金利の見直しが行われ、金利が変動する
固定金利型のメリット・デメリットは、以下の通りです。
| メリット | ・返済の計画が立てやすい・市場金利が上昇しても負担が変わらない |
|---|---|
| デメリット | ・変動金利に比べ、当初金利が高め・市場金利が下落しても恩恵なし |
続いて、変動金利型のメリット・デメリットです。
| メリット | ・固定金利に比べ、当初金利が低め・市場金利の下落で返済額が減る |
|---|---|
| デメリット | ・市場金利が上昇すると負担が増える・返済額の予測がしにくい |
計画的に返済したい方や、金利の変動リスクを避けたい方は「固定金利」がおすすめです。
一方、短期間で返済を完了できるなら、「変動金利」がおすすめになります。
返済方法
リフォームローンの返済には、「元利均等」と「元金均等」の2種類があり、毎月の負担額や総返済額が異なります。
- 元利均等:毎月の返済額(元金+利息)が常に一定の返済方法
- 元金均等:毎月の元金返済額を一定にし、利息を残高に応じて上乗せする返済方法
元利均等のメリット・デメリットは、以下の通りです。
| メリット | ・返済計画が立てやすい・初期負担が軽く、審査に通過しやすい |
|---|---|
| デメリット | ・当初は利息割合が多い・元金減少が遅く、総利息額が増える |
一方、元金均等のメリット・デメリットは、以下のようになります。
| メリット | ・元金が早く減り、総利息額が少ない・残債割れしにくく、売却時に有利 |
|---|---|
| デメリット | ・当初の月額負担が重く、家計を圧迫する・取扱金融機関が少なく、審査条件が厳しい |
返済額を一定にし、家計の安定を求める方は「元利均等」がおすすめです。
一方、総返済額を最小限に抑え、利息節約を重視したい方は「元金均等」がおすすめになります。
リフォームローンの審査に通るコツ
リフォームローンを利用する際、金融機関によって審査が行われます。
そのため、きちんとローンを返済できることを示すのが重要です。
ここからは、リフォームローンの審査に通るコツを解説します。
返済負担率を下げる
審査に通りやすくするには、返済負担率を下げる(借りる金額を減らす)ことが重要です。
リフォームローンの審査が通らない原因の1つに、「返済負担が大きいこと」が挙げられます。
いくら年収が高くても、借りる金額が大きくなれば審査が通りにくくなるわけです。
返済負担率を下げるには、自己資産を増やすことが必要になります。そして、借入額を年収の20〜35%以内に抑えるのが目安です。
過去の延滞・滞納を避ける
過去に延滞履歴があると返済の信用が下がり、審査が通りづらくなります。
そのため、過去の延滞・滞納は避けることが必須です。
例えば、公共料金やクレジットカードの支払い、その他ローンの返済などは滞納せず、済ませておきましょう。
延滞・滞納を防ぐには、安定した収入の確保と日々の家計管理が重要になります。
勤続年数を長くする
リフォームローンの審査では、給与の安定性や勤続年数の長さも見られます。
勤続年数が長いと、安定した収入を得ていると判断され、信用につながりやすいです。
一方、勤続年数が短いと、収入の安定を不安視され、審査が通りづらくなる可能性があります。
リフォームローンの審査を通りやすくするには、現在の職場での勤続年数を長くすることも1つの方法です。
最低でも1年以上、できれば3年以上勤めてからローンに申し込むのが理想になります。
リフォームで使える減税・控除制度
リフォームローンでは、一定の要件を満たせば住宅ローン減税や、リフォーム促進税制などを活用できます。
ここでは、それらの減税・控除制度を紹介します。
住宅ローン減税(増改築)
住宅ローン減税は、住宅ローンで家を購入した場合や、増改築(リフォーム)した場合に使える減税制度です。
一定の要件を満たせば、リフォームローンでも利用できます。
住宅ローン減税の概要は、以下の通りです。
| 対象工事 | ・増築、改築、建築基準法に規定する大規模の修繕・模様替え・マンション等の区分所有部分の床・階段・壁の過半を修繕・模様替え・家の居室、調理室、浴室、便所、洗面所、納戸、玄関、廊下のいずれかの床または壁の全面修繕・模様替え・耐震改修・バリアフリー改修・省エネ改修(断熱改修など) |
|---|---|
| 主な要件 | ・リフォームを行う方が所有・居住する家・リフォーム後の家の床面積が40㎡以上(※1)・対象工事費用から補助金等を差し引いた額が100万円(税込)以上・対象工事のために償還期間10年以上の住宅ローン等がある・その年の合計所得金額が2,000万円以下・リフォーム完了後6ヶ月以内に居住し、各年12月31日まで居住する |
| 借入限度額 | 2,000万円 |
| 控除率 | 0.7% |
| 控除期間 | 10年間 |
| 最大控除額 | 140万円 |
※1:所得が1,000万円超の場合は、50㎡以上が対象になります。
なお、リフォーム促進税制との併用はできないため、注意しましょう。
出典:国土交通省「住宅をリフォームした場合に使える減税制度について 」
リフォーム促進税制
リフォーム促進税制とは、一定のリフォームを行った場合に、所得税や固定資産税を減税できる制度です。
それぞれ対象となる工事や要件が異なります。
まず、「所得税」のリフォーム促進税制の概要は、以下の通りです。
| 対象工事 | ・耐震工事・バリアフリー工事・省エネ工事・三世代同居対応工事・長期優良住宅化リフォーム・子育て対応リフォーム |
|---|---|
| 主な要件 | ・合計所得金額が2,000万円以下・リフォームを行う方が所有・居住する家・リフォーム後の家の床面積が40㎡以上(※1)・対象工事費用から補助金等を差し引いた額が100万円(税込)以上・リフォーム完了後6ヶ月以内に居住し、各年12月31日まで居住する※その他は工事の種類によって要件が異なる |
| 控除率 | 標準的な費用相当額から補助金等を差し引いた金額の10%(※2) |
| 最大控除額 | 60〜80万円 |
※1:所得が1,000万円超の場合は、50㎡以上が対象になります。
※2:対象工事限度額の超過分および、その他の工事は5%の控除率になります。
なお、耐震改修の場合を除き、住宅ローン減税との併用はできません。
次に、固定資産税のリフォーム促進税制の概要は、以下の通りです。
| 対象工事 | ・耐震工事・バリアフリー工事・省エネ工事・長期優良住宅化リフォーム |
|---|---|
| 主な要件 | ・リフォーム後の家の床面積が40㎡以上〜240㎡未満・併用住宅の場合は床面積の1/2以上が居住用※その他は工事の種類によって要件が異なる |
| 減額割合 | 1/3〜2/3 |
出典:国土交通省「住宅をリフォームした場合に使える減税制度について 」
まとめ
リフォーム費用が高額で貯蓄では足りない場合、リフォームローンを活用できます。
ローンによって担保や金利、返済方法などが異なり、リフォームの規模や家計の状態で最適な選択肢が変わるでしょう。
ぜひ今回解説した内容を参考に、自分に合ったリフォームローンを選んでみてください。
なお、審査に通りやすくするには、収入を安定させたり延滞を避けたりして、信用を上げることが重要です。
自己資産を増やしてからリフォームローンに申し込むと、返済負担率も下げられ、審査に通りやすくなるでしょう。

