屋根材ルーガの耐用年数は?費用からデメリットまで徹底解説!

リフォーム業歴12年のエイトです!

「屋根材ルーガの耐用年数はどれくらい?」
「屋根をできるだけ長持ちさせたい、屋根材選びに失敗したくない…。」

屋根材ルーガ(ROOGA)は優れた耐久性を持ち、約30年以上の耐用年数があるといわれています。しかし、屋根材を選ぶ際は施工にかかる費用やデメリットも把握することが重要です。

そこでこの記事では、屋根材ルーガの特徴から耐用年数、使用するメリット・デメリット、施工にかかる費用相場まで解説します。

ルーガに興味があるけれど、自宅の屋根に適しているのかわからず悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

屋根材ルーガの特徴

ルーガ(ROOGA)は、ケイミュー株式会社が製造販売している軽量かつ耐久性に優れた屋根材です。

最新の複合化技術によって開発された「ハイブリッド・ピフ」という素材が使われており、以下の素材の特性が組み合わされています。

  • 無機材料:堅牢さ・燃えにくさ
  • 高分子材料:造形のしやすさ
  • 繊維材料:粘り強さ

これらの特性により地震や台風に負けない防災性能を発揮する屋根材として、注目されています。

また、ルーガには以下の2つの製品が販売されています。

  • 雅(みやび):上質感があり都会的なデザイン。滑らかな曲線が特徴的
  • 鉄平(てっぺい):重厚感があり自然石の風合いを再現したデザイン

雅は都会的な住宅から和風住宅まで幅広くマッチする製品です。一方、鉄平は重厚感のある洋風な住宅やモダンな邸宅に適しているでしょう。

なお、ルーガを使用する場合は、メーカーに認定された「ルーガショップ」でのみ施工可能です。近くの工務店では対応していない可能性があるため、事前に確認してください。

屋根材ルーガの耐用年数

ルーガの耐用年数は約30年です。紫外線に強く、色あせしにくい特徴を持っているため、長く美観を維持できます。

約10年ごとに点検を行い、適切なメンテナンスを行えば30年以上使用することも可能です。しかし、これはあくまで目安の年数で、劣化の進行具合は環境によって異なります。

例えば、雨風が強く当たりやすい場所や紫外線の影響を受けやすい場所は、劣化のスピードが早まるでしょう。

なお、屋根の点検やメンテナンスは高所になり、落下事故やけがの原因となるため、必ず専門業者に依頼してください。

屋根材ルーガを使用するメリット5選

ルーガを使用して屋根のリフォームを行った場合、以下の5つのメリットを得られます。

地震が起きても揺れにくい

ルーガは素材が軽く、地震が起きても揺れにくいのがメリットです。

建物は屋根が重いと、振り子の原理のように揺れが大きくなります。一方、屋根が軽くなれば建物の重心が低くなり、揺れを軽減できます。

ルーガは従来の陶器瓦に比べて、約半分の軽さです。さらに、棟瓦には葺き土や漆喰を使わない「乾式工法」を採用しているため、屋根が軽くなります。

このようにルーガは軽量化を実現することで、地震の揺れによる負担を小さくできるのです。

屋根の浸水や飛散を抑えられる

ルーガは暴風・豪雨の際に、屋根の浸水や飛散を抑える効果が期待できるでしょう。

屋根材には高い防水堤と水が流れやすい形状が設計されており、屋根裏面への漏水を防止します。また、瓦を1枚ずつ釘で固定する施工方法を採用しているため、強風にも耐えることが可能です。

散水量240mm/hr、風速30m/sの厳しい豪雨を再現した防水試験では、屋根裏面への浸水は微量であることが確認されています。

そして、樹木を倒すほどの風速60m/sを想定した耐風試験では、屋根材が多少バタついたものの、飛散することはありませんでした。

以上のことから、ルーガは台風のような暴風・豪雨が発生しても、浸水や屋根が剥がれる心配はほとんどありません。

飛散物が当たっても割れにくい

台風が発生した際は、雨風だけでなく飛散物が当たることも懸念されます。しかし、ルーガは物が当たっても割れにくい素材です。

ケイミューが独自に開発した「ハイブリッド・ピフ」は柔軟性を兼ね備えており、素材自体がたわむことで衝撃を吸収します。

地震が起きたときの衝撃や台風で飛散物が当たることによって屋根材が割れたとしても、破片の飛び散りが発生しにくいのが特徴です。

そのため、自然災害が起きても被害を最小限に抑えられるでしょう。

美観が長持ちする

ルーガは美観が長持ちすることもメリットの1つです。素材表面は「グラッサコート」でコーティングされており、色あせの原因となる紫外線のダメージを抑制します。

グラッサコートとは、ケイミュー独自の塗装構造で、紫外線対策を何重にも施した化粧層です。

耐候性に優れた屋根材となっており、ケイミューが独自に行った試験では30年経っても色あせしにくいことが確認されています。

美観が長持ちすることで、屋根塗装の間隔を長くすることができ、長期的なメンテナンスコストを抑えられるでしょう。

遮熱性・防音性にも優れている

ルーガは遮熱性や防音性にも優れているため、普段の生活も快適になります。遮熱性に優れているのは、屋根材と下地の間に空間があり、室内に伝わる太陽の熱を抑制するためです。

熱伝導率を測定した試験では、陶器瓦と同等の遮熱効果を発揮し、金属屋根よりも多くの熱を遮ることが確認されました。遮熱性があることで、真夏でも快適に過ごせるのが魅力です。

また、雨音の発生を抑える効果も期待できます。屋根材の上に水を落とす試験では、陶器瓦とほぼ同じ発生音であることが実証されています。

屋根の防音性が向上すれば、「雨音が気になって眠れない」といった悩みも解決できるでしょう。

屋根材ルーガを使用するデメリット3選

ルーガには、以下のデメリットがあります。

屋根材を選ぶ際はメリットだけでなく、デメリットも把握しておくことが重要ですので、しっかりと確認しておきましょう。

初期費用が高い

ルーガは高性能な商品なので、本体価格が高めに設定されています。

ルーガの本体価格は1㎡あたり7,000〜9,000円が相場です。スレートであれば1㎡あたり3,000〜5,000円なので、およそ1.5〜3倍ほど高くなります。

ルーガを使用すれば、屋根のリフォームにかかる初期費用は高額になるでしょう。ただし、ルーガは耐久性が高くメンテナンスの回数が減らせることから、長期的に見るとコストパフォーマンスが良いといえます。

製品本体保証は新築物件のみ適用される

ルーガの製品本体保証は「新築物件のみ」に適用され、リフォーム物件は保証されません。

保証対象が新築物件に限定されている理由は、リフォーム物件は環境の変化や劣化の進行具合によって、ルーガの設計・施工基準を満たしているかを判断することが難しいためです。

ルーガショップにより施工された新築物件であれば、製品自体の不具合で雨漏りが発生した際に部分補修や代替製品の無償提供が保証されます。なお、保証期間は施工完了日から10年間です。

施工できない地域がある

ルーガは年間の平均最深積雪量がおおむね100cmを超える地域では、施工できません。

参考:ケイミュー屋根材の適用地域

例えば、北海道全域や青森、秋田、その他積雪の多い地域では、ルーガを使った施工は難しいでしょう。

お住まいの地域が施工可能かどうか気になる方は、ケイミューの公式HPのお問い合わせ、または営業所で確認してみてください。

屋根材ルーガの費用相場

ルーガを使用した屋根リフォームの費用は、カバー工法・葺き替え工法によって異なります。

  • カバー工法:1㎡あたり約8,000〜15,000円(30坪の戸建てで約140〜200万円)
  • 葺き替え工法:1㎡あたり約2万円〜(30坪の戸建てで約180〜250万円)

上記はあくまで目安の金額です。また、施工には足場代や諸経費が別途かかります。

カバー工法は既存屋根の上に新たな屋根材を重ねる方法で、「重ね葺き」とも呼ばれます。既存屋根を剥がす手間がかからないため比較的安く施工できますが、屋根全体が重くなってしまうのが難点です。

葺き替え工法は既存屋根を剥がし、新たな屋根を取り付ける方法です。野地板の劣化や腐食が進み、カバー工法では対処できない場合に採用されることが多いでしょう。

屋根全体を取り替えて軽量化できる反面、作業工程が増えるため施工費が高くなります。

リフォームを行う際は、劣化状況によってどちらの工法が適しているかが異なるため、専門業者に相談することをおすすめします。

まとめ

ルーガ(ROOGA)はケイミュー株式会社が製造販売している、軽量で耐久性に優れた屋根材です。地震の揺れや暴風・豪雨に強く、紫外線による色あせも抑制する性能を持ち、約30年以上の耐用年数があります。

自然災害から住宅を守るほか、長く美観を維持したり、遮熱性・防音性によって快適に過ごせたりと、多くのメリットが得られるでしょう。

一方、高性能な分、初期費用が高くなりがちで、製品保証は新築物件のみとなっているところがデメリットです。

それでも長期的に見るとメンテナンスコストを抑えられるため、コストパフォーマンスは良いといえます。

ルーガは自然災害に対する耐久性を高めたい方には特におすすめの屋根材なので、ぜひ検討してみてください。

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