
リフォーム業歴12年のエイトです!
「防音リフォームにかかる費用相場を知りたい。」「戸建てとマンションで違いはある?」
室内の音漏れや屋外の騒音をきっかけに、防音リフォームを検討する方は多くいます。
しかし、防音リフォームが初めての方は費用相場がわからず、悩んでいるのではないでしょうか。
この記事では、箇所別の防音リフォームの費用相場や戸建てとマンションの違い、活用できる補助金について解説します。
大きな出費で損することなく、騒音トラブルを防ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
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【箇所別】防音リフォームの費用相場
ひとくちに防音リフォームといっても、施工する箇所によって費用が異なります。
住宅内で防音工事を行う箇所は、床・壁・窓・ドア・部屋全体など、さまざまです。
ここでは、それぞれの箇所の費用相場を解説します。
床の防音リフォームの費用相場
床の防音リフォームでは、主に「直張り工法」と「二重床工法」で費用が異なります。
| 工法 | 6畳あたりの費用相場 |
|---|---|
| 直張り工法 | 約20〜30万円 |
| 二重床工法 | 約30〜60万円 |
直張り工法は、既存の床の上に接着剤で防音フローリングを直接貼り付ける工法です。
既存床を撤去する工程が少ないため、二重床工法より費用が抑えられます。
一方、二重床工法は、既存の床とフローリングの間に支持脚(支持ボルト)を設置し、空間を作る工法です。
隙間を設けることで足音や衝撃音を吸収し、階下への騒音を軽減できます。しかし、直張りに比べて床の構造を組む手間がかかるため、費用が高くなるのがデメリットです。
床の防音リフォームは、階下への生活音を防止したい場合に適しているでしょう。子ども・ペットが走り回る音や、物を落としたときの音を和らげるのに役立ちます。
壁の防音リフォームの費用相場
壁の防音リフォームでは、防音材を入れたり、換気口を防音仕様に変更したりする方法があります。
| リフォーム内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 壁に防音材を入れる | 1面あたり約12〜15万円 |
| 換気口を防音仕様に変更 | 7,000円〜5万円 |
壁に防音材を入れる方法は、部屋の広さや素材によって変動します。
例えば、防音材には「吸音材」「遮音材」「防振材」の3種類があり、特徴は以下の通りです。
- 吸音材:部屋の中で響く音を小さくし、反響を抑える
- 遮音材:空気で伝わる音を減らし、部屋の外への音漏れを抑える
- 防振材:ドンドン・ゴーといった振動で伝わる音を減らす
素材ごとに役割が異なるため、防ぎたい音の種類で素材を選ぶことが重要です。
換気口については、防音仕様のものに交換したり、吸音材を入れたりすることで、音漏れを防ぐことができます。
壁の防音リフォームは、室内の音漏れや室外の騒音を防ぐ目的で行われることが多いです。
在宅勤務で会議をするときの音や、隣部屋からの騒音を防ぎ、快適に過ごせる空間にできるでしょう。
窓の防音リフォームの費用相場
窓の防音リフォームでは、内窓の取り付けや防音ガラスへの取り替えなどがあります。
| リフォーム内容 | 1箇所あたりの費用相場 |
|---|---|
| 内窓の取り付け | 8〜15万円 |
| 防音ガラスへの取り替え | 5〜15万円 |
内窓の取り付けとは、既存窓の内側に「内窓」を取り付け、二重にすることです。
既存窓との間に空気層ができ、防音効果が期待できます。
一方、防音ガラスへの取り替えは、既存窓を撤去し、防音タイプの窓を新たに取り付けることです。
防音性に優れたものに変えることで、より高い防音効果が期待できます。なお、サッシごと取り替えると、さらに高くなる場合もあります。
窓の防音リフォームは、屋外の騒音を防ぐ場合に適しているでしょう。特に道路や線路に面した部屋では、窓の防音工事が役立ちます。
ドアの防音リフォームの費用相場
部屋のドアの防音リフォームは、防音仕様のドアに交換するのが一般的で、費用は25〜35万円が相場です。
高性能なドアを選べば、さらに高くなる場合もあります。
防音仕様のドアに変更することで、室内からの音漏れを防ぐことが可能です。
ドア枠と床の間の隙間を埋めることで気密性が上がり、より高い防音効果が期待できるでしょう。
ドアの防音リフォームは、特に会議の話し声やテレビの音などが気になる場合に適しています。
防音室を作るリフォームの費用相場
防音室を作るリフォームは、部屋全体を防音室に作り替えるほか、組み立て式の防音室を設置する方法があります。
| リフォーム内容 | 6畳あたりの費用相場 |
|---|---|
| 部屋全体を防音室にリフォーム | 230〜400万円 |
| 組み立て式の防音室を設置 | 50〜250万円 |
部屋全体を防音室にリフォームする場合、建物の構造材によっても費用が変動します。
- 鉄骨・鉄筋造:6畳あたり230〜360万円が目安
- 木造:6畳あたり280〜400万円が目安
一方、部屋全体のリフォームに比べ、組み立て式の防音室は比較的費用を抑えられます。
ただし、部屋にあわせたサイズの微調整ができず、デッドスペースが生まれやすいのがデメリットです。
防音室を作るリフォームは、主に楽器を演奏する部屋を作りたいときに向いています。
部屋全体を防音室にリフォームすることで近隣へのトラブルを防ぎ、不安なく演奏できるようになるでしょう。
戸建てとマンションの防音リフォーム費用の違い
床・壁・窓・ドアなど、箇所ごとのリフォーム費用自体は、戸建てとマンションで大きく差がありません。
しかし、建物の構造的に工事量や作業の手間に差が生じ、費用が異なるケースがあります。
ここでは、戸建てとマンションで費用が異なるケースや注意点を解説します。
マンションのリフォームで発生しやすい追加費用
マンションでは共用部の養生や資材搬入の手間により、戸建てに比べて追加費用が発生しやすいです。
例えば、大型の資材を搬入する際に、エレベーターや廊下などの共用部を傷つけないよう、養生を行う必要があります。
さらに、搬入に時間や手間がかかると工期が延びるので、その分費用が高くなります。
マンションのリフォームでは管理規約の確認が必要
マンションで防音リフォームを行う際、管理規約の確認が必要になるケースがあります。
例えば、マンションの窓は管理規約で「共用部分(専用使用権付)」と定められていることがほとんどです。
これは建物全体の防火・防水・外観を保つためで、勝手にリフォームすることができず、管理組合の承認が必要になります。
また、階下への騒音トラブルを防ぐため、遮音等級が高い床材の使用を義務付けられていることが多いです。
L-40・L-45のように表され、Lの数値が小さくなるほど遮音性能が高くなります。しかし、性能が高くなる分、リフォーム費用も高額になる傾向があります。
このようにマンションは管理規約が定められているため、リフォームを行う前に必ず確認しましょう。
防音リフォームで活用できる補助金制度
防音リフォームでは、条件を満たせば活用できる補助金・助成金制度がいくつかあります。
ここでは、以下の3つの制度を解説します。
騒音に対する防音リフォームの助成
騒音対策を目的に防音リフォームを行うことで、助成金制度が受けられる場合があります。
例えば、以下のようなケースです。
- 自衛隊・米軍の航空機騒音に対する防音工事
- 道路・幹線・工場の騒音に対する防音工事
- 空港の航空機騒音に対する防音工事
例えば、自衛隊・米軍の航空機騒音に対する防音工事では、防衛省が指定する区域の住宅を対象に助成金が受け取れます。
防音サッシの取り付けや防音壁・天井への改造などが助成の対象です。
ただし、素材をアップグレードする場合や、防音工事にあわせて増築・改築する場合などは対象外になります。
国や自治体によって対象範囲が異なるため、地域の自治体窓口で一度確認してみてください。
先進的窓リノベ2026事業
先進的窓リノベ2026事業は、住宅の断熱性能を高めるリフォームに対し、補助金を支給する制度です。
例えば、窓ガラスの交換や内窓を設置し、断熱性能を高めるリフォームを行うと、補助金を受けられるケースがあります。
ただし、先進的窓リノベ2026事業を活用するには、国に登録された施工事業者に工事を依頼することが必要です。
リフォームを依頼する際に、業者が先進的窓リノベ2026事業の登録事業者かを確認しましょう。
みらいエコ住宅事業
みらいエコ住宅事業は、既存住宅の省エネ性能を高めるリフォームを行うことで、補助金が受け取れる制度です。
例えば、開口部の断熱改修に加え、エコ設備の設置などが対象となります。その他には、玄関ドアや外壁、屋根といった屋外の改修も補助の対象です。
さらに、省エネ工事を主体とし、子育て対応やバリアフリー改修などを附帯工事として認められます。
なお、みらいエコ住宅事業を利用するには、みらいエコ住宅事業の登録事業者に依頼することが必要です。
まとめ
防音リフォームの費用相場は、床・壁・窓・ドア・部屋全体など、箇所によって異なります。
どんな音を防ぎたいかによってリフォームすべき箇所が変わるので、目的を明確にしてから業者に相談してみましょう。
戸建てとマンションで大きな費用差は発生しませんが、マンションには管理規約によって工事の制限があるため確認が必要です。
なお、騒音が発生する地域や、断熱性能の向上・省エネ目的でリフォームする場合、補助金が活用できる可能性があります。
今回解説した内容を参考に、補助金を利用できるか自治体に確認してみてください。

