
リフォーム業歴12年のエイトです!
住宅をお持ちの方で「もしかしてシロアリがいるかも」と感じている方や、実際に床下や木材の異変に気付き不安になっている方も多いのではないでしょうか?
もし実際にシロアリ被害にあい、対策が遅れてしまうと建物の資産価値を大きく低下させかねません。そのため、シロアリ被害に対しては早期に適切な対策が不可欠です。
しかし、いざ駆除や対策をしようにもどのように対応した方がいいか悩んでしまいます。
そこで、本記事では代表的な工法である「バリア工法」と「ベイト工法」について比較していきます。
シロアリ駆除の基本、工法の違いとは
シロアリ駆除には大きく分けて、2種類の代表的な工法があります。
バリア工法
バリア工法とはその名の通り、薬剤などを用いシロアリの侵入を防ぐ「バリア層を建物周囲や床下に形成する方法」です。
| 目的 | 侵入の阻止と薬剤などによる直接的な駆除 |
|---|---|
| 方法 | 床下の木材や土壌などに直接薬剤を散布、注入する方法。すでに家屋に侵入し、活動を開始しているシロアリには駆除の即効性が高く、薬剤を散布することによって、新たに侵入するシロアリをブロックする。 |
| 費用 | 初期費用として比較的安価。 |
| 特徴 | 薬剤の散布による直接的、即効性が高いのが最大のメリットです。 |
ベイト工法
ベイト工法とは「シロアリの好む餌に毒をまぜ(ベイト剤)、それを容器に入れ建物の周囲の土壌に置く方法」です。
| 目的 | シロアリの巣内へ持ち帰らせ駆除する。 |
|---|---|
| 方法 | シロアリがベイト剤を巣に持ち帰り、その他のシロアリや女王アリに分け与えることで巣全体を時間をかけて駆除する方法です。 |
| 費用 | 比較的割高 |
| 特徴 | バリア工法に比べ即効性はないものの、シロアリの巣ごと全体を駆除することを目的とします。また、床下や土壌に薬剤を散布しないため環境への負荷が低い点も特徴としてあげられます。 |
上記のような特徴があると言われています。基礎的な部分がわかったところでどちらを選んでいくか考えていきましょう。
失敗しない、工法選びの重要チェックポイント
これまでバリア工法、ベイト工法の基礎的な知識を見てきました。工法選びで重要なのは、以下の4つです。
被害状況に合わせた選択の必要性
残念ながら、建物の柱や木材にすでにシロアリの食害などの被害が出ている場合は、これ以上の被害拡大を防ぐために即効性のあるバリア工法で早めに対応を行うことが一般的とされています。
また、逆に被害が出ていない又は軽微な場合は、巣の根絶を目指す事を目的とするベイト工法が選択されることもあります。
安全性と環境への配慮
小さなお子様やペットがいるご家庭、化学物質に敏感なご家族がいる場合は薬剤を散布せず、地中に設置するベイト工法が選ばれることがあります。
予算について
初期費用を抑えたい方はバリア工法がおすすめです。ベイト工法は初期費用と合わせてベイト剤などの管理費が発生する点にも注意が必要です。しかし、バリア工法でも定期的な再施工が必要なため、トータルコストで比較検討することをおすすめします。
シロアリの種類について
バリア工法、ベイト工法ともに特徴がありますが、発見されたシロアリによって駆除方法が変わる場合があります。こちらについては信頼できる専門業者へ確認して進めていきましょう。
まとめ
シロアリ対策におけるバリア工法とベイト工法はそれぞれに特徴があります。即効性や費用を重視するならバリア工法、安全性や巣の根絶を重視するならベイト工法が有力な候補となります。
しかし、どの工法が最適かは建物の被害状況、構造、周辺環境によって変動します。まずは信頼できるシロアリ駆除業者をみつけ、プロ目線で判断してもらうことが大切です。
最適な工法を選び、大切な建物をシロアリ被害から守りましょう。